ジェネリック医薬品をどう考えるか医師の見解はいかに

ジェネリック医薬品に対する国内の医療関係者の意見とその現状

ジェネリック医薬品に対しては、欧米ほど普及は進んでいないのが現状のです。これは医師や薬剤師など医療関係者からジェネリック医薬品自体の信頼性がまだ十分に得られていない部分があるのが原因となっています。その品質等に関する部分では国の審査をクリアして承認が得られたものがジェネリック医薬品として認められ、使用許可がでてから使われるシステムにはなっていますが、現場の医療機関では研究開発に時間と費用かけた先発医薬品に比べてジェネリックの信頼性が得られていないのが現状です。
国内の医療関係者からは世界的に高い医療技術を有する日本現状でわざわざジェネリックを普及させる必要があるのかという意見があり、医療の質をおとすことにもなるのではという懸念からこのような意見が出ているようです。確かに新薬と同じ成分でつくられ、その効果や安全性は法律を基にした検査をクリアさせたうえで使用する医薬品ではあるのですが医療関係者からの信頼性がいまだに足りないようです。

ジェネリック医薬品普及の効果

日本国内の国民医療費は高齢化社会を迎え、今後大幅に増大していくことは間違いありません。平成11年には31兆円だった国民医療費は平成25年には40兆610億となっていて、その国民所得に占める割合は8.4パーセントから11パーセントとなっています。
ジェネリック医薬品は研究開発による費用が抑えられるため大幅に医薬品費用が削減できます。きちんとした品質と安全が得られさえすればその医療費削減効果は非常に大きなものとなります。今後社会保障費が増大し、現役で稼働できる人口の税収が得られない状況の中、国民医療費の削減も大きな問題です。その中でジェネリックの活用と普及は大きな社会的効果があります。もちろん今まで培ってきた質の高い医療を継続させるとともに品質と安全を確保したジェネリック医薬品の普及を進めていかなければなりません。